ニセコクラシック
2016/09/09
UCIグランフォンドシリーズ ニセコクラシック
BOARDMAN NISEKO CLASSIC
日時:2016年7月10日
場所:北海道ニセコアンヌプリ・パノラマライン
距離:140km
使用機材
フレーム:SCOTT FOIL PREMIUM
ホイール:Campagnolo BORA ONE
タイヤ:VELOFLEX CARBON 7.5BAR
コンポ:シマノ Di2 9070 6870
ギア比:52-36×11-25 ROTOR Q-RINGS
補給:GNLab Performance3他 約1000Kcal
競技結果:140km 総合5位 年代別優勝
リザルト
ニセコクラシック初出場の今回はMIVROチーム4名で1泊2日の遠征。朝早く北海道入りし、お昼すぎに会場入り。
後半40kmと、15kmの登坂区間を含む前半のアップダウンを車で下見する。
特に確認したかったのは、勝負所の後半40kmのアップダウン区間。
坂の長さと勾配をチェックし、後は展開に身を任せる。
前週は一家風邪で、ほぼ乗れなかったので不安が残るが、レース4日前の矢野口おはサイに参加させてもらい、なかなか踏めることを確認できた。
金曜の朝練で回したところ、脚の具合はまぁまぁ良い感じ。
2週間前の全日本選手権は久々のトップレベルでの下りのスピードにビビってしまい、実力不足もありDNFで不完全燃焼だったので、今回のレースは下りに集中していこう。
海外選手が多数出場していて、誰が強いのかわからないが、事前チェックしていたのはOVESTの西谷選手、SHIDOの中尾選手、フリーダムの佐藤選手、ハシケン選手、シエルボの選手辺り。前の方で走れれば、ラストの方で自然に他の誰が強いのかわかるだろう。
●雨のニセコクラシック
当日は朝からしとしとの雨で9時頃に豪雨の予報、雨の一日になりそうだ。
スタートは400名の大集団、ツールド沖縄を思い起こさせる。
なるべく危なげなく走り、最初の丘の前に集団の前に出る。たまたま一緒に前に出た盆栽自転車店の吉田選手にニセコのポイントを聞いてみたところ『下り』だそうだ。
この後90km/h出る下りがあるようで、身構える。
●この序盤の下りでいきなり今回のレース最大の危機発生!
完璧にホイールバランス調整したはずなのに、シミー現象が発生した。
大きくハンドルが振れだし落車寸前の状態に「?????!!」頭が混乱しながら、何やら喚きながらも何とか暴れるハンドルを押さえつけ減速。
答えを出すまでの、この間1分程だと思うが恐怖を味わった。
原因はブレーキシューとホイールの相性とセッティング。
晴れているコンディションだとわからなかったが、どうやらブレーキングのたびに微振動が起こるようで、長い下りでブレーキの当て効きをすることで共振しハンドルが大きくブレだしたと思われる。自分のバイクのセッテイングを怠けてしまった…反省。
その後はなるべくブレーキングせず、前後交互に短めにブレーキングをすることで問題なく走れた。
●最長の登りへ
30km地点のスプリントポイント辺りで数名の飛び出しがあったりして追ってみたりしたが、大集団のままコース最長の山岳に入る。かなりスローペースで登る集団からKOM狙いの3名が抜け出していくが、集団はそのままゆっくり登る。
霧が濃くなってきた辺りで、外国人選手数名がペースアップ、集団が少し活性化してきた。
それに便乗してペースアップしたら、集団から抜け出し1人霧の中を進むことになったので前の3名への合流を図る。
1人を追い抜き、前の2名に合流してハイスピードの下りに入る。
かなり飛ばしたつもりだが、下りきると大集団にちょうど追いつかれた。もう少しタイム差が着くとよかったが、まあ自分のペースで下れたから良しとしよう。
そこから少し下ったところで一番の豪雨に襲われる。悪コンディションは燃えるなぁ。
顔に突き刺さるような豪雨の中の下りをまた1人飛び出す。
フリーダムのサイトウ選手が同調して補給地点辺りまで二人で行くが、集団は30秒程後ろに見える状態。
この先の平坦は下見していないので、リスクはとらずに大人しく集団に戻る。この時点で集団は4,50名程。
チームメイトの太田選手もしっかり残っている。まだまだ元気そうだ、上位に期待!
平坦は向かい風の中スローペースで進み、海岸線で折り返すと追い風でペースアップ。
ほどなくして集団前方で数人が抜け出しているのが見えた。その中に黄色いジャージのフリーダムの佐藤選手が入っているようだ。集団後方にいたためチェックするタイミングを逸したが、まだゴールまで距離があるので集団を頼りにしてみる。
●逃げ
集団はまあまあいいペースだが、距離は開く一方。残り45kmで前の数名は本気の逃げに入ったようだ。
この展開で、私も105km地点の登りに勝負をかけることに決める。脚の残り具合からみて、たとえ1人でもおそらく追いつける。
100km辺りの坂からペースアップを仕掛ける。
数名が反応してついてくるが、あまり先頭を代わる気配は無い。
平坦と下りをなるべくペースを保ち、その内に1人飛び出す形になった。
本気のペースアップなので、もうあまり後ろを気にしないでいく。
私の追走の意思を悟ってくれたのか、審判が前との差を教えてくれた。
1名1:45、1名1:15
先頭はすでに単独逃げに入ったらしい。
続く
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