UCI GRANFONDO WORLD CHAMPIONSHIP 続き
UCIグランフォンド ワールドチャンピオンシップ
日時: 2016年9月4日
場所: オーストラリア パース
距離: 154.5km
獲得標高差: 約2000m
使用機材
フレーム: SCOTT FOIL PREMIUM
ホイール: GOKISO GD² スーパークライマー 38mm
タイヤ: CONTINENTAL GRANPRIX4000SII 8BAR
チューブ: PANARACER R’AIR 48mm
サドル: FIZIK ALIANTE R3
コンポ: SHIMANO Di2 9070 6870
ギア比: 52-36×11-25 ROTOR Q-RINGS
補給: GNLab Performance3 Meitan BONKBREAKERS MEDALIST 井村屋SPORTS YOKAN 約2000Kcal
競技結果:age35~39 28位
リザルト
●レース前日
受付まで時間があるので、パースの街でカフェライドに出かける。
天気は快晴で美しいパースの街をより一層際立たせていた。
チームメイトのオオタさん、オケさんと共にパース市内観光、カフェ、BBQ+受付でのんびりと過ごし、レース当日をリラックスして迎えた。
市内にある3軒の自転車ショップをまわり調査。日本ではお目にかかれないブランドのサプリや小物類のラインナップに興味をそそられた。日本よりも少し価格が高い感じだった。
●レース当日
朝の気温は10℃ぐらいで肌寒い。ウォーマー・ウィンドブレーカーを着こみスタート地点に1時間前に到着した。まだ薄暗い。
スタート30分前に皆示し合わせたように集まりだし、少し緊張してきた。
私の年代35-39は7:07にスタート、片道4車線の高速道路を50km走り、アップダウンの周回路に向かう。高速道路はほぼ平坦で風も強く、少人数の逃げは絶対的に不利なので、集団の分断と落車を警戒しながら集団内で脚を溜めることに専念する。
早々に2名の逃げができ、100名の集団はゆっくりペースで周回路に向かう。
ツールドおきなわ市民210kmのような落車多発の序盤ではなく、選手のレベルが揃っているので皆落ち着きがあり集団内でも比較的安心して走れる。
●アップダウン区間1周目
高速道路区間が終わり、丘がみえてくると集団は活性化。私も様子見で前から10番以内をキープし丘の登りに入る。ジグザグロード(ZIGZAG RD)という、緩いつづら折れを40km/h近い速度で登っていく。集団からちぎれる選手はほぼ無く、100名近い集団のまま丘を越える。
「やはり全体のレベルが高い、が負ける気は無い!」
ゴール地点のカラムンダ(KALAMUNDA)を集団内先頭通過し、JAPANのアピール成功。走りながらちゃんと「JAPAN!」とコールされているのを確認できた!
ここから2周回100km、アップダウンの区間が始まる。
最初の1周の前半はチームメイトのオオタさんと話しながら走れるくらいのペースで、他の国の選手は皆様子見の様な感じ。組織だって動くこともなく淡々とローテーションで進む。
後半に道が細くなりカーブが増える箇所があり、ペースアップを警戒し後方から中盤より前に陣取る。
突然ジェットコースターのような激下りが引き金となりそのまま、一列棒状の時間に突入した。
コーナーが下手な選手の後ろに入ってしまい、やきもきしながらも集団にしがみついていく。
コース最長のゴールまでの登りに入り、またもやペースアップ。ゴール地点のカラムンダを通過する頃には50名弱に集団は減っていた。
カラムンダの最初で最後の補給地点でサコッシュを受け取れた!
「オケさんありがとうございました!」これでエネルギー切れの心配は無くなった。
●勝負のアップダウン区間2周目
最終周に入り、周りの半数以上はオーストラリアの選手。私より大柄の選手が多く、集団に埋もれると周りが見えないくらい。その他で目立っていたのは青いジャージのイタリア選手。登りでは軽快な走りを見せていた。
終盤の勝負どころに入り、ここからのポジション取りは重要だ。ところが何気ないカーブで突如コースアウトしてしまう。
「マズイ!ここでポジションを落とすのは非常にマズイ!」
何とか10人程追い越されたところでリカバリーし、一列棒状の後方の列に入り込む。
最後のペースアップでジェットコースターさながらの最高時速85km/hを記録。
全開走が続き、ラスト5kmの丘を迎える。
登り始めの勾配が少しきついところで、イタリア選手がアタック!
オーストラリア選手のトレインの後方に必死にしがみつく。
「まだだ、まだ終わるわけには・・・・・・!」
だが、目の前のイギリス選手がふと踏むのを緩め、トレインに着くのを諦めてしまった。
私もその拍子に離れてしまい、もう先頭集団には戻れなかった……
残りの緩い丘をなんとか這い上がりゴール。
世界への初挑戦は2分半遅れの28位に終わった。
集団からちぎれる前、最大心拍の200bpmまで上がり、レース後はしばらく倒れこんだ。
完璧に出しきった、力負けしたレースだった。
来年のグランフォンド世界選手権はロードレースの本場・フランスで開催される。
更に強者達が集うことだろう。
今から鍛錬を重ね、そして仏語を学び、来年に備えたい!!
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