ケイデンスについて考える

cranksetケイデンス(英: cadence)とは…自転車において1分間のクランク回転数のこと。自転車に乗る人がペダルを回す速さを示す数字である。 rpm(回転毎分)を単位として表す。

一般的にロードバイクをはじめる際の、最適ケイデンス数は90~100rpmと言われている。初心者はまずこの90rpmを維持できるよう鍛錬する。一定のリズム・ケイデンスで走るほうが脚の疲れが溜まりにくく効率的だとされるからだ。しかし、いずれ人によって心地良く回せるケイデンスが決まってくる。勿論技術向上で速く回せるようになると思うが、速く回す=快適・早く走るでは無い。

パワー(W)=トルク(N・m)×ケイデンス(rpm)×2π/60

この式をみるとパワーを上げるには、力強く(高トルク)、早く回す(高ケイデンス)ことで高いパワーを得られることがわかる。しかし、この式には当てはまらない要素として人間の筋肉の動きの限界と疲労がある。

トラック・競輪選手のペダリングは見事なスキルで惚れ惚れする。200rpmぐらい回っているだろうか?

これが人間が出せるケイデンスの限界値だと思われる。しかも時間にして40秒持たないくらいだろう。

ロードで長距離を走る際の最適ケイデンスはどのくらいなのだろうか?

 

4dae68_b27d2ec642574b759571d1164b21d1ed機械式メトロノームというリズムを刻むものをご存知だと思うが、これは支点から重りまでの長さを調整することによって固有振動数を変えて目的のテンポを打ち出す装置である。

これを人間の大腿部に当てはめて考えてみる。

IMG_5629この図を見てみると、大腿部が扇状に並進運動しているのがわかる。

 

波長が完璧には合わないとは思うが、ある一定のケイデンスで共振が起こりうる。これが個人個人の脚の長さ、重さで変わってくる、動かしやすい脚のリズムなのだろうと考えている。

早く回せるにこしたことはないが、一つの答えとして

『人によって疲れにくく効率的で最適なケイデンスは異なる』。  それは練習によっては変わらず、人の脚の固有振動数によって変化すると考える。

何も90rpmではなくても良いと考えている。

私の場合、体感的に低めの80rpmが調度良く感じる(脚が太いからか?)

 

今回はハッキリとした答えは出ない、ただの問題提起におわってしまうが、もう少しこの方向性で掘り下げて計算を交えつつ考えてみたいと思う。