全開走で先頭集団に追い付いた後、1時間半くらい経ったところで、ペースが緩む箇所があり50名ほどの先頭に躍り出て、しばらく集団を牽く。先頭付近に居場所を作るためと、なにかペースアップが在りそうな予感がしたからだ(というのは建前で本音は思い出作り(^^ゞ)。
少し牽いた後、またバーレーンメリダにペースメイクを引き渡した。
それから間もなく先頭でニバリ選手を先頭にバーレーンメリダの選手達がアタック!勝負所はまだ先と不意を突かれた優勝候補達は遅れながらも次々と反応して付いていく。
私は十分に反応できる好位置にいたが、もう脚が売り切れてついていけなかった。
それでも多少は頑張ったが、あっという間に差は開き、仕方なくマイペースに切り替える。この時点で60㎞。45㎞のヒルクライムが残っている、まだ先は長い。
坦々と走っていると脚が合う選手4名のパックになった。そこからは先頭交代しながら遅くも早くもないペースで。
じきに下り区間を経て最後の激坂区間に入る。
そこからは選手皆バラバラになり坂と向き合う精神修行に。
標高3000mの標識が見える。
空気が薄くて力が出ないのか、たれて力が出ないのかもはや分からない。
「早くゴールして楽になりたい…」
ゴールが見えてきた。だけど見えてからも遠かった。
本当に命からがらゴールという感じだった。
甘く見てたわけじゃないけど、想像以上に脚と身体にダメージがきた。
だけど終わってみると、また来年のチャレンジしてみたいと思っている自分がいる。
また機会があれば挑んでみよう!
レース後、皆疲れている中で森本さんは積極的に仲間の輪行などの手伝いをしていた。私も見習おう。
レース後はKIZUNAの皆さんと台中観光。夕飯は地元の食堂で雰囲気を存分に楽しめた、ありがとうございました!
↑魯肉飯(ルーローハン)うまい。
↑台中の「宮原眼科」という有名菓子店。