ツール・ド・ビンタン レースレポート
日時:2017年3月3日(金)、4日(土)
場所:インドネシア ビンタン島
4/20発売のサイクルスポーツ6月号 最速店長日記 に詳細を載せるので箇条書きで
◆初日 タイムトライアル 距離:17km
●タイムトライアルは全長17kmで争われ、中盤のアップダウンのペース配分が難しいコース。遠方からの参加者を考慮してタイムトライアルバイクやディスクホイール、DHバーの使用が禁止されていて、ノーマルバイクで参加できる。
●毎年同じコースかはわからないが風向きがかなりペース配分に影響する。
●しばらくは暫定3位で終盤を迎え、これはいけるかもと期待していたところ、最終走者あたりでタイムを塗り替えられ、結局4位。
●優勝選手とは1分近く離されていたので、万全の体調でも今の状態では優勝は難しかった。
◆2日目 140kmロードレース
●最初は100名の集団でしたがアップダウンの度に次第に減っていき、海岸線に出る頃には約50名の集団に。
●集団内でかなり脚力差がある。
●レースは40km地点でパンク。
●20kmごとにエイドステーションがあるが、ドリンクとバナナのみ。ポンプはない。
●パンクで遅れたときは50位くらいだったが、なんと走りきり、ゴール後でリザルトを確認したところ21位でなんと上位25%以内に入り世界戦への切符を獲得!
↓2017UCIグランフォンド世界戦アルビ
http://www.albi2017cycling.eu/en/node/102
◆ツール・ド・ビンタン注意点等備忘録
●パンク修理キット必須(ニュートラルサポートなし)
●ビンタン島は北のリゾートと南の現地の人々の暮らしが分けられていて北側は物価が結構高い。水1L60,000ルピア、コーラ350ml50,000ルピア。フェリーで渡る前にシンガポール側である程度食料を買い込むといい。
●レースオフィシャルのホテルからはバスが出ているが、言葉がいまいち通じないのでバイクの受け渡しや出発時間に不安がある。
●小さい島だからか天候、風向きが変わりやすい。
●赤道直下なので曇りでもかなり日焼けする。
●大会側がミネラルウォーターを充分に用意してくれる。
◆来年はフル出場で
今回はUCIグランフォンドの予選大会のつもりで参加したので3日目をパスしてしまったが、来年はステージレースを楽しみたいと思える良いレースだった。
島の南側は沿道の応援も多く、リソートとは雰囲気が違っていて楽しめた。
島の子どもたちがボトルを欲しがっていたので、来年は多めに持っていって渡してこよう。